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無意識を鍛える!
今日は、無意識を鍛える、というお話です。
えっ無意識って鍛えられるの?という声が聞こえてきそうですね(^^♪
さて、無意識とは?

潜在意識のこと、そして、その力を使うには?
人はふだん、ほとんどのことを無意識的にやっている
ことに気付いていません。
呼吸、声の出し方、しぐさ、態度、役割など
いろいろあります。
そして、私たちの意識のとても奥深くには、想像を超えた力が
眠っていると言われています。
それが潜在意識です。
その力は、「火事場の馬鹿力」という言葉で示されているように、
絶望的でどうしようもない状況の中にいる時や追い詰められている
時のほうが現れやすいようです。
人によっては、この無意識のことを自動反応という人もいます。
それは、無意識のうちに直感で言動や行動をしたりするからです。
そこで自分の気付いていない部分への気付きを促す方法のひとつ
として、無意識を意識化するためにはどんな心構えが必要なのか
をお伝えしたいと思います。
まず無意識を鍛えるキーワードは、
無意識→意識化→ひらめき→直感→愛の力
■無意識を鍛える方法
無意識にアクセスする手段はいろいろあると言われています。
呼吸、夢分析、眠りの直前や目覚めた直後などの半覚醒状態のとき、
物語や絵本を書く瞑想、イメージ‥などいろいろありますが、
ある法則にのっとった物事の見方をしてゆくことで、気付きを深め、
認識できる意識の領域を広げてあなたの無意識を鍛えることが
できるのです。
■意識化する方法
『自分で無意識の力を鍛える・利用する』ためには、まず無意識を
意識化しようとする努力が必要です。
言い換えると自分自身を深く知る努力をするということです。
「己を知る」とでもいいましょうか。
自分の無意識の力を知るために、基本となる心の持ち方があります。
それは、
「自分の人生に起きるすべてのことの責任は、究極的には自分にある」
という心の持ち方です。
周りで起こるすべての源は自分である、という自覚が必要なのです。
■ひらめきが活性化する考え方
無意識層の最も奥には問題解決のためのたくさんの答え・ひらめき・才能が

眠っていると言われています。
そこを発掘してゆくのに、この姿勢はとても大切なんです。
もし、この考え方を否定すれば、
「自分には問題解決のパワーがない」という
思いの方が強くなってしまい、無意識?
そんなものはない。
見えないし、感じないもんね、そんなものはない・・
と、無意識を発掘する意欲が失せてしまいます。
自分の身の回りに起きることの多くは、自分の意志とは関係なく、
外からの影響で起きるのだと信じている方が安全に思うかもしれ
ませんが、その考えだと、自分の知らない自分を発見するのに怖
れと防衛になってしまって前へ進めません。
それよりも、意欲的に問題や課題に取り組み、
「もしもこの状況を自分が作り出しているとしたら?」
という
「仮説」を基準とした見方をしたときに、
それが自分自身をさらに深く知り、受け入れてゆく
手掛かりになります。
■無意識が鍛えられ直感力が増す
状況を受け入れることが、自分の未知のパワーをも受け
入れることに繋がります。
起きている状況を判断したり決め付けたりしないこと。
思考や感情以上のパワーを私たちの無意識は持っています。
これは、表面意識で制限していた自分の枠を外し、使える意識の幅を
拡大していく作業でもあります。
自分にはもう無理だ…これにはとても対応できない。
もう限界だ。
そんなときにふっといい手が浮かぶことはありませんか?
「そのてがあったか!」というものです。

つまり、ひらめきです。
深い意識からやってくるひらめきと新しい答えです。
問題や課題に気付き、向き合えば向き合うほど
直感が冴えてきます。
ひらめきは受け取れば受け取れる程、人生に流れを作り、
滞りが溶けていきます。
深刻に悩み、絶望的な時にこそ、謙虚に未知の答えを受け
取ろうとする柔軟な姿勢を保つことができれば、人生はまるで
徒歩から乗り物に乗ったように新しいレベルで展開していきます。
無意識からやってくるひらめきや直感は、問題に悩み費やす膨大な
時間を大幅に短縮させてくれる移動装置、つまりタイムマシーン
のようなものです。
無意識の力を活性化させるためには、生きることへのこうした意欲や
情熱が必要なのですが、その真逆の感情に苦しむ酷く辛い時間
もあると思います。
■自分奥底に眠る愛の力
そんなときには、まず、人からの愛や優しさ、人の温かさを
受け取る必要があります。
例えば、
誰かや何かを責めてばかりいる人。
文句の多い人。
批判的な人。
その人は意識の奥深くでは誰かや世界を救えなかった自分自身を
とても責めています。
もっと自分に十分なパワーがあれば、もっと何か出来たのに!
と感じていますが、どこかで「自分は無力である」と信じ込ん
でしまい、奥底にある自分の愛とパワーに気付けず、ただ、外への
攻撃となって現れています。
無意識を意識化しようとすること、というのは、自分の奥底にある愛の力を知る
という最も勇敢な試みなのかもしれません。
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